ただの独り言。

歌がいくら上手くたって、ダンスがどれだけ上手くたって、グループを組ませてもらえない、デビューさせてもらえない世界を知っているからこそ。

 

数字と世間の認知、還元性がものを言う世界だと身を持って知ったからこそ。

 

私は、自担に甘く生きていきたい。

長く、早く、輝かしいステージの上にいてほしい、栄光の光を掴んでほしいから。

 

たとえそれがオタクのエゴと言われても。

 

 

 

 

涙を呑むことは一度でいい。

 

 

 

 

 

ダンスも、歌も最高なグループはあった。

ダンスに関しては定評があったし、東西合わせても負けるグループなんてなかったと思う。

 

でも、それでも、スキル集団でも。

 

3列目だった。チャンスを掴めなかった。

呆気なかった。呆然とするしかなかった。

 

そこには、オタクのエゴがあった。

少なくとも私の中にはあった。

数字が、世間への認知度が、世間に対するビジュアルが、物を言う世界なんだと思い知らされた。

 

出来てない事を出来てないと伝える事は大事な事だと思う。

 

でも

 

それをずっと発信し続ける事は私は違うと思う。

その言葉は世間の認識に変わってしまうから。

陽の言葉より

陰の言葉のほうが印象に残ってしまうから。

 

「歌が、ダンスが下手だ。」

だから?

デビューできないよ?世間に叩かれないように?

 

 

 

 

デビューは確定の未来じゃない。

 

 

 

 

彼らにとってデビューは約束された未来じゃない。

実力をデビュー組以上に持っていたグループは儚く散った。世間への露出はピカイチにあるなにわ男子も、言ってしまえば

 

 

 

まだ、デビューを掴めてはいない。

 

 

 

そんな中で、粗探しの言葉を発信することはどれだけのリスクがあるか。

 

そんなこと言っても

私自身、自担が歌上手いとか思ったことない。

多分上手いねとも下手だねとも言ったことはないと思うけど(笑)

 

私も、友達と話す時、「前より良くなったけどだめだめだったじゃーーーーーん。」とかよく言う。

というか、それか顔がいいかのどっちかしか言ってない、え、ただのやばいやつじゃん。(笑)

 

出来てないと言うなとは言わないし、思うなとか絶対無理だから(私が無理)そう言いたいわけでもないんだけれども、良くしてほしいの一心で伝えた一言達がチャンスを潰す瞬間を私は見てきた。

 

業界は、世間の意見に素直だから。

 

「かっこいいいいい」

「自担の顔が良すぎる」

「わちゃわちゃかんがたまらんんん」

「いまのはちゃめちゃにかわいいんだが」

「今日も大勝利だなあ」

私がこれぐらいの語彙力しか持ち合わせていないのはそのせいかもしれない(きっともとからの語彙力もないと思う笑)

 

今、生歌で下手と言われて世間からの興味を得られなくなるのであれば口パクでいいし、生歌を歌うのはLIVEの、自分たちのファンしかいない空間だけでいい。

 

もちろん、デビューしてからは生歌もダンスも頑張って欲しい。

大丈夫。

関西のグループは強い。

先輩もそうだったから。

ずっと上手かった先輩もいるけど、デビューしてからめちゃくちゃ上手くなった先輩もいるから。

 

 

 

 

 

仕事を掴んで、チャンスを掴んでくるのは彼ら自身でもあり、オタクでもある。